読書の種を育てるブログ

本が読みたい休日のすすめ

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朝井リョウ「生殖記」

こんにちは!小町です。 最近は涼しくなってきて、読書の秋も近づいて参りました。 今回はずっと読みたかった本、ようやくまとめる時間ができたので! 朝井リョウ「生殖記」です。 タイトルから面白そう。挿絵の無い白い表紙でどんな内容か情報が得られない…

土屋うさぎ「謎の香りはパン屋から」

こんにちは!小町です。 久しぶりの更新&読書もご無沙汰になっておりました。 なのでライトで読みやすいなと思った本を紹介します。 土屋うさぎ「謎の香りはパン屋から」、第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作となっております。 今回はネタバレ…

伊与原新「藍を継ぐ海」

こんにちは!小町です。 先日発表の直木賞、芥川賞はいずれも該当なしと、残念な結果でしたね… どの作品も好みがあって選べなかったということではありましたが、 改めて受賞した作品っていうのはすごいですね! と、いうことで172回直木賞受賞作のこちら。 …

今村夏子「むらさきのスカートの女」

こんにちは!小町です。 前回の紫陽花から、むらさき連想はでどうでしょうか。 今回は今村夏子「むらさきのスカートの女」です。 第161回芥川賞受賞作。 ミステリでもホラーでもないのですが、違和感の連続にゾクッとする感覚になること間違いなし。 リンク …

松下龍之介「一次元の挿し木」

こんにちは!小町です。 ブログ、3000PVを超えていました(拍手) 細々と書き続けてきて皆様に読んでいただけて大変うれしく思っています。 これからも頑張って綴っていきますので、どうぞよろしくお願いします。 梅雨の時期に入りましたが、連日すでに夏の…

村田沙耶香「信仰」

こんにちは!小町です。 1か月(以上)ぶりの更新になってしまいました。 本は読みたいのに忙しさに時間が取れません。ついつい読みやすい短篇を選びがちになりますね。 私と同じような人に、今回は村田沙耶香『信仰』をおすすめしたいと思います。 過去に…

野﨑まど「小説」

こんにちは!小町です。 本屋大賞2025の発表が迫ってきました!楽しみですね! ひと足前に私のイチオシをご紹介しておきたいと思いまして。 野﨑まど『小説』です。 その名も!というタイトルで読む前からかなり挑戦的だなと思いました。 正直、共感でき…

辻村深月「ぼくのメジャースプーン」

こんにちは!小町です。 辻村深月さんの作品は、はじめて読みます。 「ぼくのメジャースプーン」、主人公が小学生なのに哲学書かなと思うほど重厚な内容。文庫版で500ページ超のボリュームです。 途中苦しくなる部分もあり、自分自身と向き合う読書になりま…

上橋菜穂子「香君」

こんにちは!小町です。 先日このブログのPV数が2000を達成しておりました! 読者登録してくださっているみなさん、ふらっと読んでくださっているみなさん、 本当にありがとうございます。 読書記録的に書き始めたんですが、本との出会い、人生を助ける…

知念実希人「硝子の塔の殺人」

こんにちは!小町です。 ミステリ連続投稿です。自分のブームがわかりやすくてすみません(笑) 知念実希人「硝子の塔の殺人」を取り上げます。 今回はできるだけネタバレしない方向で書きたいと思います。 ところで。 読んだ方……、どうでした?(笑) 他の…

夕木春央「方舟」

あけましておめでとうございます。小町です。 ブログをはじめて1年と数か月、心の支えであるいつも読んでくださる皆さまに、心から感謝申し上げ、今年も細々続けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 また、2025年も素敵な本との出会いを…

綾辻行人「十角館の殺人」

こんにちは!小町です。 ミステリの金字塔。綾辻行人さん「十角館の殺人」です。 ドラマ化が話題になっていますので、改めて読んでみました。 どう映像化するのか気になるところですね! 今回、どうしてもネタバレ気味になります。 (ミステリを扱うときは塩…

くわがきあゆ「レモンと殺人鬼」

こんにちは!小町です。 2か月近く更新が空いてしまいました。申し訳ないです。 溜まりに溜まった読書メモを徐々に吐き出していきたいと思います。 今回は、またまたミステリ! 2023年(第21回)『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作で…

宇佐見りん「推し、燃ゆ」

こんにちは!小町です。 今回は、初めて拝読します!宇佐見りん『推し、燃ゆ』です。 インパクトのあるタイトルです。 推し活している人にとっては、推しの炎上なんて考えたくないですけれども。 リンク あらすじ 生きづらさと信仰 ネバーランドの崩壊 あら…

中村文則「列」

こんにちは!小町です。 少し前から気になっていた中村文則さんの『列』 タイトル通り、列に並ぶ人々が描かれます。 不思議な世界設定に戸惑いつつ、 余計な要素がそぎ落とされた中でこそ人間の内面が強調されていると思いました。 リンク あらすじ 列に並ぶ…

白川尚史「ファラオの密室」

こんにちは!小町です。 本屋さんで見かけ、表紙が綺麗で気になっていました。白川尚史さん「ファラオの密室」を読んでいきます。 第22回このミステリーがすごい!大賞でどんな謎が待っているのかワクワクしつつ、 ファラオの密室ってなんの比喩だろうかと思…

多崎礼「レーエンデ国物語」(4)夜明け前

こんにちは!小町です。 ここ最近で紹介を続けている、多崎礼さんの「レーエンデ国物語」シリーズ。 遅ればせながら、第4作目を読み終えましたのでまたまた感想を書いていきたいと思います。 前回は双子によって、英雄の物語が世に放たれ、ほんの少しだけ革…

株主優待で本をゲット!?

こんにちは!小町です。 今回は息抜き記事です。 KADOKAWAの株主優待が届きました! 昔から本が大好きですが、 毎回新刊を買っていますと私のお財布事情でははすっからかんになってしまうので、図書館も利用しつつ… そこで本好きに嬉しい優待があるんです! …

今村翔吾「塞王の楯」

こんにちは!小町です。 久々の歴史小説で、今村翔吾さんの「塞王の楯」を読みました。 552ページはだいぶボリューミーでしたね。 更新が滞っていますが……決して読むのに時間がかかったわけではないです。怠慢です。(笑) リンク ハードカバーは重くて持…

朝井リョウ「スター」

こんにちは!小町です。 今回は朝井リョウさんの「スター」です。 社会の言い表しにくい部分を小説に表現してくれるのがお見事だと思っています。 リンク あらすじ 価値観が、生き方が、稼ぎ方が、多様な時代 表現について それぞれの生き方 あらすじ 大学生…

多崎礼「レーエンデ国物語」(3)喝采か沈黙か

こんにちは!小町です。 前回に引き続き、多崎礼さんの「レーエンデ国物語」シリーズです。 今回は3作目ですが、前作のラストがつらくて、次こそはなんとか革命の芽が摘まれないで欲しいと願うばかりです。 リンク \前回の記事はこちら/ comachi0438.haten…

多崎礼「レーエンデ国物語」(2)月と太陽

こんにちは!小町です。 少し前にご紹介した、多崎礼さんの「レーエンデ国物語」シリーズ。 今回はその2作目「月と太陽」、3作目「沈黙か喝采か」を一気に読んでいきたいと思います。 書いてみると長くなってしまったため記事は二つに分けていますので、ぜ…

秋吉理香子「婚活中毒」

こんにちは!小町です。 しばらく空いてしまい、ご無沙汰の更新です。 今回は秋吉理香子「婚活中毒」を取り上げます。 なんだか不穏なタイトルですね……。 リンク 概要 理想の男 婚活マニュアル リケジョの婚活 代理婚活 最近の結婚問題 概要 婚活をめぐる4つ…

額賀澪「転職の魔王様」

こんにちは!小町です。 新年度が始まり、希望に胸を膨らませた学生の方々や、新しいスーツに身を包んだ新社会人もしくは就活生の方々をよく街で見かける季節です。まぶしいですね。 私が勤める会社にも、新入社員が入りまして教育担当という役割を仰せつか…

多崎礼「レーエンデ国物語」(1)

こんにちは!小町です。 まもなく、2024年『本屋大賞』の発表ですね。 ノミネート作品の中でも、私の最推しはこちら。多崎礼さん「レーエンデ国物語」です。 まず紹介文、見てください。 毛布にくるまって読みふけったあの頃のあなたへーーこんなファン…

柴田勝家「アメリカン・ブッダ」

こんにちは!小町です。 名前のインパクトがすごいですよね。柴田勝家さん「アメリカン・ブッダ」です。 これはジャンル的になんと言えばいいんでしょう。宗教系SF?(笑) 民俗学をベースにしたSF全6篇。 やっぱり短篇集はいいですね、好きです。 リンク 雲…

山本文緒「自転しながら公転する」

こんにちは!小町です。 山本文緒さんの「自転しながら公転する」を読んでいきたいと思います。 恋愛小説は久しぶりです。 作者の山本さんは2021年に58歳の若さで膵臓がんのため亡くなっておりますが、本作品は昨年松本穂香さん主演でドラマ化もされましたね…

栗本斉『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』

こんにちは!小町です。 いつも小説ですけど、趣向を変えてたまには新書でもと思い、最近見つけた面白かった本を紹介します。 栗本斉さんの『「「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』です。 リンク 「90年代J-POP」とはいっても、ジャンルは多岐にわ…

逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」

こんにちは!小町です。 今回からサムネをテンプレに頼らないで頑張ってみることにしました。(笑) 第11回アガサクリスティー賞を受賞した逢坂冬馬さんのデビュー作 『同志少女よ、敵を撃て』、史上初の審査員全員満点をつけたことで話題になりましたね。そ…

村田沙耶香「消滅世界」

こんにちは! 小町です。 村田沙耶香さん「消滅世界」です。 以前も別の作品を取り上げましたが、やはりこの方の小説は実験ですね。 私たちが生きている現実とは違う「当たり前」の世界を描くことで、信じるものや正しいと思うものを懐疑的に見る機会を与え…