読書の種を育てるブログ

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土屋うさぎ「謎の香りはパン屋から」

 

こんにちは!小町です。

久しぶりの更新&読書もご無沙汰になっておりました。

 

なのでライトで読みやすいなと思った本を紹介します。

土屋うさぎ「謎の香りはパン屋から」、第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作となっております。

 

今回はネタバレなしでお送りしたいと思います!

 

 

 

あらすじ

 

市倉小春は漫画家を目指す大学1年生。アルバイト先のパン屋〈ノスティモ〉を舞台に、親友の約束ドタキャンの謎、ひったくり事件、思い出のカレーパン探しなどおいしい空気に包まれた「日常の謎」の意外な真相とは―――。

 

各章・物語の構成

 

構成としては短篇5つの連作ミステリーとなっていて、各章のタイトルにはパンの名前が。そのパンの豆知識に絡めて締めくくるという上手なオチになっています。

 

第一章 焦げたクロワッサン

第二章 夢見るフランスパン

第三章 恋するシナモンロール

第四章 さよならチョココロネ

第五章 思い出のカレーパン

 

小中学生でも読みやすいであろう軽いリズミカルさがあって読書やミステリの入門編に良いと思う反面、

こってり濃い味ミステリに慣れすぎた大人(笑)は少し物足りなさがあるかもしれないという印象です。

(かく言う私もこってり人間)

 

しかしそれも作者の土屋うさぎさんは漫画家さんだと聞いて納得。

ライトな読み口や会話体、すぐにでも映像化・アニメ化できそうな描写がとても素晴らしい作品だなと思います。

 

あとすごく、パンが食べたくなる。(笑)

コーヒーとパンをご用意して本を開くことをオススメします。

 

 

日常の謎

 

日常の謎」とは、日常生活の中にあるふとした謎、それを解く過程を扱った物語のことを言います。

大きな事件が起きるわけではないのですが、

まあ私たちの日常ってその場合の方が多いはずですから、より小説の内容を近くに感じることはできると思います。

 

毎日を少しだけ注意深く観察してみれば、

私たちの世界に溢れる謎やヒントに気が付けるのかもしれないですね。

 

 

 

 

土屋うさぎ『謎の香りはパン屋から』,宝島社,2025年1月。